少人数での稽古。
今駒ちひろです。
昨日は稽古場に5人だけ。
まず夫婦のシーンから。
松澤さんのブログでも触れられていますが、子供を持つという感覚の男女差というもの、果たして子供を持つことが家庭を持つということなのか、について触れていき、色々と感じる所がありました。
家族のはじまりは、私個人としては、「ふたり」だと、思うのです。
夫婦のシーン稽古を観ながら色々と思いを巡らせました。
人と人が寄り添い支えあっていくということは、尊いなあ、と、綺麗事みたいな言い方しかできないけれど、
そう強く意識しちゃうのは、今回の自分の役柄が、シングルマザーであることが大きいのかな、とも思います。
(この日稽古した今駒も出るシーン、写真撮れてなく、姿なしでごめんなさい…)
台本を初めて読んだ時、女手一つで育ててくれた自分の母を想いました。
たくさん、想う人が浮かびました。
様々な事情や性質をもって、それぞれ凹凸があって、それぞれが生きてるということはもう圧倒的に現実であって。
そんなことを、『わたしの、領分』に関わり始めてから、一層強く感じます。
現実を描く責任を、忘れてはいけない。逃げてはいけない。
深く向き合っていかなくてはいけない。
毎回そうですが、とても丁寧な稽古でした。
この物語と、共演者のみなさんと、その中に、
何か少しでも、私が持っている現実、経験や見てきたものであったり、そういう何かをできる限り持ち寄りたい、と思います。
萩野役、善知鳥さんに頂いた、草間彌生 わが永遠の魂 展のポストカード🦄💎✨
明日は、賑やかな稽古場になりそうです。
ぜひ、今後も見守っていただけると幸いです。
よろしくお願いします。
今駒ちひろ
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