キャスト紹介はじめました
室田渓人です。
本日も稽古稽古。
人数が多いシーンを中心に。
共演者の方々の芝居を見ていると、新たに発見すること、気づかされることがあります。
「これは面白い」と思い、自分のシーンに持ち込んでみたりとか。
うまくいかず悩んでいたことが、他の芝居を見て解決したりとか。
その人なりのこだわりや攻め方・遊び心なんかが沢山垣間見られて、自分がで出ていないシーンを見るのが、個人的にどんどん楽しくなってきたりしています。
初演から再演で時間も経ったし、人も変わるもので、やっぱり生の面白さの一部はそこだなと。
ちょうどよい具合に役者の話が出たところで、
タイトル通り、今回から「わたしの、領分」に参加している役者の皆様を紹介していきます。
記念すべき?一人目はこの方。
『濱田龍司』さん
今回の芝居の心底頼れる最年長。
ご自身で「ペテカン」という劇団を主宰しております。
決起会の際、隣に座った室田とセットで「親子のよう」と言われておりました。恐縮です。
しかし、稽古場でのたたずまいは本当に役者の皆の父親のようでして。
滲み出ています、貫禄と言いますか、存在感と言いますか。
それでていて物腰が非常に柔らかくて、なんだかこう、近くにいると安心感を覚えてしましいます。
少し気を抜くと、図々しくも、酒の席とかでぽろっと人生の悩みを打ち明けてしまいそうです。気をつけねば。
芝居もさながら。懐深く、全体に気を配ってくださり、シーンが崩れることのないような安心感がその場に。
しかも、こう、きめ細かく要所要所に遊び心を入れているように思えまして、大げさなこと一切していないのですが、ふとした瞬間に笑わされてしまったり。
僕なんかが偉そうに言えることではないのですが、本当に、勉強させていただいております。
父の背中を追うというのはこういうことなのか(何を言っているのだ)。
堂々と息子を名乗れるよう頑張ります。
二人目はこの方。
『尾﨑菜奈』さん
『第27班』という劇団に所属。
「わたしの、領分。」初演時は演出助手として関わってくれてました。松澤さんのユニット<火遊び>では共演しております。ぼちぼちの知り合いです。
芯の通った強いひとだ、という印象を持ってました。
単純な立ち姿もそうですが、稽古場で自分が出ていないシーンを見ているときの姿勢とか。
演出家に言われたことを真芯で受け止めて、自分になじませていく・落とし込んでいく姿勢というのでしょうか。これすげえなと、個人的に思っていました。
芝居中にもそれは強く感じます。
今回絡むシーンが多いのですが、少し弱気な役であったり、儚げな役であっても、きちんと芯が通っていて、濱田さんとはまた違った意味で安心してしまって、これもできるあれもできるとどんどん試してしまいます。
ぶれずにいてくれる尾崎さんのお陰だなと。
あと、ダンスが踊れます。わたしの、領分で発揮することはないでしょうが、ダンスが踊れます。こうご期待。
今回の役者紹介は以上。
毎回担当が変わるので、他の人がどう紹介するのかされるのか、読むのが楽しみです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
次回もお楽しみに。
0コメント